札幌だるま屋遊戯場 模型 『銀幕のミキ』

    迷える子羊よ 私の胸で眠りなさい 永遠に・・・
    PCエンジンソフト「銀河お嬢様伝説ユナ2」に登場するキャラクターで、本名・白鳥美紀。
    ヒロインのユナをライバル視するエリカの取り巻き「エリカ7」の一人で演劇部の部長を務める。「銀河アカデミー賞」にノミネートされる程の実力を持ち、その演技力でユナを罠にはめる等苦しめたが、勝利すると助っ人として現れる。
    後のシリーズではエリカ達と共に強力な仲間となる。

    ・・・という、堀内賢雄さんに説明してもらわないとわからないような昔々のゲームです。1作目は1992年の発売で、美少女キャラばかりが登場し、声もしっかり入っていて、きわどいデザインのバトルスーツを着て戦う、といった感じで現在でもこういったジャンルは脈々と続いていますが、その走りとも言えるゲーム作品だと思います。2作目は’95年の発売です。

    今作品は海洋堂のレジンキットなのですが、登場キャラをシリーズ化して販売しており、こちらもその中の一つです。当時は模型雑誌ホビージャパンで、原作・キャラデザの明貴美加さんが書き下ろしイラストを交えた1ページ連載をしていて、海洋堂フィギュアシリーズと連動していたのではないかと思われます。この連載がきっかけでユナシリーズを知りました。


    使用キット
    海洋堂・銀幕のミキ(原型:浅井真紀)

    投稿サイト【Tinami】内紹介ページへ。大きめの画像が見られます。

    平成13年(2001年)製作

フロント

ミキというキャラを知ったのは、ゲームが先か雑誌が先か忘れてしまいましたが、どうも二次元の金髪さんはツボに入りやすいようで、このキャラもその一人ですね。
中の人(西村ちなみさん)に注目しだしたのもこのキャラがきっかけだったと思います。
このゲームのプレイ動画なんかもあるようなので、機会があればご覧になってみてはいかがでしょうか。

正面から

硬質のプロテクターと軟質の布生地が一体となったパーツが多く、塗装は困難を極めました。
こんなの愛がないと完遂できないですね(笑

基本的にプロテクターはグロス調、布生地はフラットにほど近いセミグロス調としました。緑のレオタード部分と白い飾り布等でも微妙に光沢の調整をしています。加えてメタリック塗装もポイントごとに取り入れアクセントとしています。
また金髪だと、その色で眉を描いた場合どうしても見づらくなってしまうので少し濃い目の色で描くのですが、こちらではクリアイエローを使ってみました。

クローズアップ

背中や脚部の見えにくい箇所をクローズアップしてみました。

足の裏までグロス仕上げしたのは失敗でした(笑
当時は必死だったのでそこまで気が回らなかったのでしょうね。今度気が向いたらプラ板で作って貼り付けておきます。



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