札幌だるま屋遊戯場 模型 『ザク僑啖拭

    MS-06Sザク
    脚部のスラスターを更に強化し、一撃離脱戦法に特化した機体。武装もバズーカ等の高火力のものが中心で、MS相手の接近戦よりも艦船への直接打撃を得意とする。外観の特徴は、シールドにマウントしたミサイルポッドと、片手で扱えるようボディマウント式の支持アームが付いたマゼラトップ砲である。


    U.C.0079.12.20宇宙要塞ソロモン。
    ドズル・ザビ中将旗下ジオン公国宇宙攻撃軍ムサイ級「Blizzard」部隊は、哨戒任務時からの僚艦「WhiteSnow」部隊と共に連邦艦隊侵攻予測方位に対し要塞直衛隊として左舷前面に一角を成していた。

    そして12月23日、連邦艦隊の接近を確認しソロモン防衛戦に突入。主砲による斉射を開始してしばらくは一定の損害を与えていたが、次第に縮小していった。また、機動兵器による侵攻も消極的だったため違和感を感じ直ちに調査したところ、連邦はメガ粒子砲のビームを撹乱する工作を図っていることが判明。ビーム兵器が無力化されたため、要塞直衛の艦艇を後退させ機動兵器を中心に実体弾による戦闘に移行していった。
    その最中(さなか)、要塞本体が突如白く閃光した次の瞬間、6番ゲートを中心にサイド1方向の空域が大規模な熱攻撃に晒された。サイド1方面に連邦艦隊の集結を確認し、長距離ミサイルやMS部隊による攻撃を開始した矢先のことだった。

    新兵器ソーラーシステム・ミラーへの攻撃が進み、破壊率が4割近くに至った頃、連邦は残りのミラーを再編成し第二次攻撃を敢行、Blizzard部隊らの展開区域も高熱に晒された。Blizzard艦長にして同艦MS部隊対艦戦メインアタッカーの丫.ホクト少佐をはじめ周囲のパイロット達は直ちに回避行動に移るが、1機2機と爆発しホクト少佐のザクS型もその爆発に巻き込まれてしまった。

    フルアーマーザクのストーリーへ続く


    使用キット
    マスターグレード・ザク僑啖(旧版)

    投稿サイト【MG】内紹介ページへ。大きめの画像が見られます。

    平成9年(1997年)10月製作

フロント

マスターグレードザク(旧版)が発売された頃に出版された、ホビージャパン別冊「GUNDAM WEAPONS6」に掲載の作例を参考にしつつ少し手を加えました。

頭部のカバー展開をオミット。
口のダクトをプラ板にて新造。
手首の軸をバーニアパーツを利用してボリュームアップ。
前面スカートのボールジョイントをスプリングに換えて可動範囲を拡大。
足首を延長して可動範囲の拡大。
脚部スラスターにノズル追加。

バック

オリジナル要素の追加武装

マゼラトップ砲(175mmタンクガン)はクラッカーのマウントラックを使用して製作した支持アームで腰部サイドアーマー等にマウント可能。
ミサイルポッドはシールドに直接マウント。


ポージング

マゼラトップ砲を構えた状態。支持アームのおかげで写真の様に片手で扱うことが可能となっています。

大腿部を目一杯持ち上げた状態ですが、元々股関節の可動範囲がそんなに広くないため、フロントアーマーの可動範囲拡大の効果も半減です。ver.2.0がいかに良く動くかわかります。

肘は二重関節になっていますが、回転することで上下別方向に曲げることが可能です。1枚目の写真の立ちポーズの様に肘を横に向けたまま前方に持ち上げることが可能となっています。

お馴染みのバンダイロゴは、キット付属のガンダムデカールにある黒くて渋いロゴを右腕の上腕部に貼り付けました。

初期のオラザクに出展した思い出深い作品でもあります。何の賞もないですけど(笑)



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