レールクリーニングカー
KATOの無蓋貨車「トキ15000形」を使ってレールクリーニング車輌を製作しました。
車体の中央に穴を開けて布を巻いた重りを組み込み、その重さを利用してレール表面を拭き取っていく方式です。
2両のうち1両は布に液体のレールクリーナーを染み込ませ、もう1両は乾拭き用で進行方向の後ろ側に連結します。
牽引車両は、勾配が無ければ機関車1両(ゴムリング2つ)で走行可能ですが、レールの通電状況が悪いこともあるので重連での走行が安定します。写真はプッシュプルの編成ですが、実際には脱線の怖れがあるので必ず重連で運用します。ちなみに2両共KATOのDD51です。
車体の前後両端には、台車の浮き上がりを防ぐ重りを乗せます(それぞれ20g以上)。
また、布でレール面をこすっていくため、レールの継ぎ目やポイント等に異常な段差等があると引っかかって車輌を停止させてくれるので、直ちに補修作業を行うことができます。
使用キット
KATO・トキ15000形
投稿サイト【Tinami】内紹介ページへ。大きめの画像が見られます。
平成12年(2000年)頃製作
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拭き取りパーツの穴
車体の中心に拭き取りパーツを収める穴を開けます。
今回はパーツの形状に合わせ、約27mmとしました。幅はほぼ車体いっぱいです。
布を巻いた拭き取りパーツを組み込んで、前後1mm程度の隙間が開くくらいです。
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レール拭き取りパーツ
ミニ四駆のセッティングウェイトを組み合わせたものに、適当に切ったウェスを巻き付けます。
ウェイトを組む際には長めのビスを使用します(5ミリ程度余るくらい)。
ウェスは四方から包み込むように巻きつけ、ビスの飛び出ている部分に引っ掛けます。きれいに巻いたら、ワッシャーをかませてナットでとめます。
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